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【募集】人権NPOパワーアップ講座」
2007年12月22日

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全国の経験も交流して「人権NPOパワーアップ講座」を開催
部落解放運動におけるNPO活動の秘訣を一挙公開!
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 昨今の激動する部落解放運動の情勢の中で、今後の運動の方向として「人権のまちづくり」運動が提唱されている。部落解放同盟中央本部も12月に全国の「人権のまちづくり」運動の実践交流会を開催する予定が示されているが、そうした活動の担い手の一つとして、人権NPO活動が注目されている。前号でも紹介した大阪府の「NPOとの協働推進パワーアップ事業」でも、大阪市生江地区と豊中市でフィ-ルドワーク事業についての講座が開催される予定だが、部落解放運動の中での人権NPO活動の一番バッターを自認するダッシュは(1999年10月発足という意味で)、大阪・和泉でのローカルな経験の上にたった実践ではあるが、以下のような経験を蓄積してきた。


①これからの運動を担う若手活動家の「雇用」や育成のためには、これまでの同和教育運動の中で育ってきた経験をいかした人権教育を柱にした事業が得意になりうる(人生経験の少ない若手に相談事業はまだ担えないという現状認識と人権ワークショップなどのスキルを学ぶことを通じて)。

②部落に対する忌避意識の克服のためには、部落とのプラスイメージの交流が大切で、そのためのフィールドワークは従来の部落差別の実態を紹介する以上の意味を持つ。それは特別施策の財産の上に立って、一般施策を活用した先進的で総合的な「人権のまちづくり」の発信(すべての地域が「人権」と名乗っていなくとも、「地域福祉」や「地域教育」などの視点で豊かな地域社会を構築するための取り組みや想いは多くの市民にあり、そうした取り組みに先進事例を提供しうる)である。

③部落に存在し、部落の自主的活動を支えてきた人権文化センター(隣保館)はたんなる公民館や生涯学習センターではなく、「ボトムアップ型の人権教育」(多様な人権教育の課題を広く多くの市民に紹介する、いわば「トップダウン型の人権教育」ではなくて、被差別マイノリティや市民の人権学習のニーズを支えて、エンパワメントを重視した人権教育)のセンターを目指すべきで、そうした事業内容は行政職員ではなく、被差別当事者自身が主人公となったNPOこそが担いうる。そして部落解放子ども会活動の拠点であった青少年会館(教育集会所)の担い手も同様である。

④ただし、人権行政という拡がりの中で同和行政を進めねばならない情勢の中で、真に「人権文化センター」の名にふさわしい部落を中心とした人権ネットワークの構築が必要不可欠であり、それはこの間培ってきた行政との協働の経験や施設の運営を通じて実現しうる。現に、和泉では今年から、人権文化センターとして多様な人権啓発の課題を進めようとした時、部落での経験を持つダッシュだけではない他の領域のNPO(男女共同参画や国際交流活動)と課題を分担し、随意契約ではなく公募プロボーサル方式で協働を実現してきた。

⑤また、ダッシュとほぼ同時期に発足し(ダッシュの兄弟姉妹の関係)、主に地区内の地域福祉事業を担ってきた「いずみフレンド館」は、公営住宅が集中し、応能応益家賃制度の実施などでますます高齢化が進む地区の現状に対して、住宅入居者組合と連携して会食会や宅老所的な実践を進め、大規模な福祉施設に誘導するのではない「福祉のまちづくり」も進めてきた(この12月からは団地内の店舗と住宅を改修した「高齢者安心確保事業」も実施される)。

 ダッシュ発足以来、試行錯誤を繰り返しながら、こうした経験を蓄積してきたダッシュは、今こそ、こうした経験を全国の仲間に紹介する責務があると認識している。それは自らのふりかえりにもなるし、また、全国各地でも創意工夫ある営みが行われている中で、お互いの経験交流を通じて、ダッシュにとっても刺激を得る機会にもなる。●面掲載のように、これまでも全国研究集会の開催時に、「人権NPO全国交流会」を呼びかけてきたが、限られた時間の中での交流には限界もあり、今回、下記のように合宿形式の集中した講座を開催する運びとなったのである。年末の忙しい時期ではあるが、多くの参加を呼びかけたい。

人権NPOパワーアップ講座 開催要綱

【1】主 催  NPO法人ダッシュ
【2】日 時  2007年12月22日(土)~23日(日) <1泊2日>
【3】場 所  和泉市立人権文化センター(JR阪和線「信太山」駅下車・約300)・信太山野外活動センター(宿泊)

【4】内容

<12月22日>

午後1時 人権文化センター集合
講座①「これからの人権教育~これまでの主流であった行政や学校主導のトップダウン型の人権教育とNPOが担うボトムアップ型の人権教育の結合」
講師・廣瀬聡夫(ダッシュ顧問)<予定>
午後3時 ダッシュツアーのエキス体験(コース②④を中心に)
ナビゲート・森尚樹事務局長 他 
午後6時 ダッシュツアーのふりかえり(「フィールドワーク・ナビゲーターに求められる資質5ヶ条!」を紹介)
午後7時 夕食交流会(一杯ひっかけながら語り合いましょう!)
午後9時 一日目の終了(宿泊は信太山野外活動センターを予定)
*宿泊されない方は飲酒運転ををさけるためにJRでお越しください

<12月23日>
午前9時 人権文化センターに集合
ワークショップ「人権ネットワークはどうすればできる?~自分たちの地域の資源は何か?」
ファシリテーター・廣瀬聡夫(ダッシュ顧問・和泉市人権協会事務局長)
午後0時 昼食休憩
午後0時半 講座③「人権文化センター・青少年センターの一部業務委託の実際~行政が求める施設効用最大化とNPOの事業評価軸の攻防」
講師・松田義人理事長 他
午後2時半 講座全体のふりかえり
午後3時  閉会
※ダッシュツアーの拠点である人権資料室の見学は行程に含まれていません。ゆっくり見学したい方は、講座の前後の時間帯を活用してください。

【5】参加費 15,000円(1泊3食)※宿泊しない方は10,000円
【6】定 員 25人
【7】申 込 11月12日からFAXまたはメールで先着順申し込み

投稿者 yoshioka : 12:12

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